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納富信留 哲学の役割と近代日本の挑戦 4-6 (全6話) [講義等]

(2023日)


納富信留
東京大学大学院人文社会系研究科教授

※インタビュアー:神藏孝之(テンミニッツTV論説主幹)


(4)ケンブリッジが「世界の中心」?
(5)「近代の超克」の時代
(6)歴史を動かす人物と歴史の見方



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10mtv 納富信留 哲学の役割と近代日本の挑戦


ケンブリッジでギリシャ哲学を学んでいると、各国の先生が次々に講義をしてくれることもあり、世界の中心と自負できるという。
 
戦前に京都学派を中心にして「近代の超克」、戦後に「ポストモダン」という動きがあったという。デカルト・カント以来の哲学が行き詰り社会全体の構造が問題を抱えているが、
それを哲学から超えていこうと、世界中で真剣になっていたという。

人の分析は、学問では難しく、頭山満にしろ「人の大きさ」がキーワードとなるという。お金を持っている訳ではなく人が信頼して本人の意図を超えて時代が後押しすることがあるという。
この講義でそれぞれの詳細には踏み込まれなかったが、更に学びたくなる刺激ある回でした。




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