SSブログ

どうする家康 (47)乱世の亡霊

(2023日)


淀への説得に初や北政所が動いていたのは、かつての大河で見たような記憶があります。
江が大坂城に入ったこと、家康の直筆、フィクションがどこからどこまでなのか、
私には分かりかねますが、秀頼が自分自身の決断で戦う描写は見事でした。
茶々の幼少期、母から聞かされ家康が憧れの存在だったことまで、これまでの伏線が繋がり、
さすが「大河」であり、また昼メロを見た満腹感も得られたような充実した回でした。

脚本家は、最新の研究動向も学びながらドラマを面白くする工夫も考え、
最終的に主人公を評価する形で終わらせる仕事なのでしょうが、
前近代の亡霊になったつもりで書き続けられたのでしょう。ご苦労お察しいたします。


dousuru4701.jpg
NHKオンデマンド どうする家康





コメント(0)