いだてん~東京オリムピック噺~ (44)「ぼくたちの失敗」
(2019日)
東京五輪2年前の1962年アジア競技大会で、インドネシアは台湾とイスラエルを排除したため、国際陸連から非公認の大会とされ参加した国は除名するとの勧告があった。
IOCも非公認としており、日本の新聞では大騒ぎとなっていた。
開会式の朝まで悩んでいたが、
オリンピック担当大臣は不参加ならこれまでの戦後補償の努力が無駄となると語る。
それで津島はオリンピックに支障なければ参加すると発言し、
田畑も参加するとした。
選手は大喜びだったが、帰国後、問題となった。
アジア競技大会を「親善」とすれば問題なかったが、
田畑の記者に対する発言に一貫性がなかったため、世間の注目が拡大し、
そこへ川島が体制を刷新するとし、都知事と津島の3人の席で辞任を言い出させた。
が、津島は田畑も同時に辞めることを条件とし、川島は東に飲ませた。
その3人の合意の上で、「懇談会」で田畑と東は退席させられ、
田畑は事務総長を辞めることとなった。
カメラの前でも、「やめたくない」と涙を隠さなかった。
しばらく、田畑は荒れていたが、ある時、忘れ物が届いた。
仲間だった。
いだてん~東京オリムピック噺~ (44)「ぼくたちの失敗」
新婚旅行もいかず、子どもの運動会にも行かなかった田畑だったが、
妻は愛想を尽かさず、笑顔を絶やさなかった。
東京五輪2年前の1962年アジア競技大会で、インドネシアは台湾とイスラエルを排除したため、国際陸連から非公認の大会とされ参加した国は除名するとの勧告があった。
IOCも非公認としており、日本の新聞では大騒ぎとなっていた。
開会式の朝まで悩んでいたが、
オリンピック担当大臣は不参加ならこれまでの戦後補償の努力が無駄となると語る。
それで津島はオリンピックに支障なければ参加すると発言し、
田畑も参加するとした。
選手は大喜びだったが、帰国後、問題となった。
アジア競技大会を「親善」とすれば問題なかったが、
田畑の記者に対する発言に一貫性がなかったため、世間の注目が拡大し、
そこへ川島が体制を刷新するとし、都知事と津島の3人の席で辞任を言い出させた。
が、津島は田畑も同時に辞めることを条件とし、川島は東に飲ませた。
その3人の合意の上で、「懇談会」で田畑と東は退席させられ、
田畑は事務総長を辞めることとなった。
カメラの前でも、「やめたくない」と涙を隠さなかった。
しばらく、田畑は荒れていたが、ある時、忘れ物が届いた。
仲間だった。
いだてん~東京オリムピック噺~ (44)「ぼくたちの失敗」
新婚旅行もいかず、子どもの運動会にも行かなかった田畑だったが、
妻は愛想を尽かさず、笑顔を絶やさなかった。
2019-11-25 23:52
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