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陸軍中野学校 [映画]

(1966日)

昭和13年(1938)10月に陸軍予備士官学校を卒業し連隊に少尉として任官した
主人公の市川雷蔵が、スパイ養成学校たる陸軍中野学校で訓練を受ける。

『007』や『ミッション:インポッシブル』の派手さは全くない。
『ジョーカーゲーム』のD機関の元ネタなのでしょう。

陸軍士官学校卒は複数年教育で純粋軍人気質だが、
陸軍予備士官学校の場合は、有事に多数必要となる将校の確保のため大卒者を1年未満の短期間で教育するそうだ。

そのため、スパイとして各地で仕事するにしても、民間人気質の彼らが候補となる。


加東大介が演じる草薙中佐の非情と人情が、嫌がっていた18人に決心させる。
脱落する者に、命は無い。
軍籍も戸籍も抹消され、別人となった彼らは仲間の名前すら知らない。
家族や恋人と離され、特殊な訓練を受けて別人となっていく。

モノクロですが、『葵 徳川三代』淀殿の小川真由美がヒロインで、
37歳で没したトップスター八代目市川雷蔵の名作でした。










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麒麟がくる(1)「光秀、西へ」

(2020日)

1547年、美濃の明智荘から物語が始まる。


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国境であったため野盗の襲撃に度々あう。
が、明智家は守ってきた。
今回、初めて見た武器で味方の肩を鎧越しに打たれ逃げられた。
捕まっていた農民により、「鉄砲」と呼ばれ、堺で売られていると知る。


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叔父を通さず守護代の斎藤利政に旅の許可を求めた。
見聞を広げたかったが、露骨に"得"を求められ、
鉄砲を購入してくることと、奥方のために名医を連れてくると言った。


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帰宅するが、母の許可を得なかったことを詫びた。


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堺の鉄砲鍛冶の辻屋に行った。
室町幕府の連中とバッティングし、
主人の宗次郎が三好家重臣松永久秀に焼きを入れらる。


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光秀の用件を聞いていた久秀は酒に誘い、潰した。
目覚めた時には、鉄砲が置いてあった。

久秀は宗次郎から鉄砲を買い取ったのでしょう。
ここは袋を丸々渡したと思いたい。


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堺を離れ、京に入る。名医と噂のある望月東庵を訪ねる。

武家や公家の診療を辞めたとのことだった。
昔、呼ばれて行くと犬を診てくれとのことだった。
誇りは守ったが性格が曲がったようだ。



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NHKオンデマンド 麒麟がくる(1)「光秀、西へ」


その日、放火があり、光秀は少女を助ける。
医師の望月東庵に育てられた駒も昔、大きな手の人に助けられたと話す。
その人が、戦を終わらせる人が現れ麒麟を連れてくる、と励ました。




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【無料】カウントダウン大河ドラマ「麒麟がくる」

(2020日)

歴史の簡単なおさらいと、各キャストが語る意気込み、見どころ、
架空キャラクタの意義といったことも面白かったですね。

オリジナルキャラクターは違った視点、身分から物語に厚みを加える。
『太平記』でも花夜叉一座が無ければ暗く寂しい作品だったのでしょう。

史実の知識だけでなく、架空キャラを入れるセンスが脚本家には必要で、
そこも歴史ドラマを楽しむ見どころなのでしょう。


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NHKオンデマンド 【無料】カウントダウン大河ドラマ「麒麟がくる」





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おしん 232~234回 再起編

(1983日)

昭和25年(1950)、行方不明だった初子が4年ぶりに帰ってきた途端に、
希望が陶工になると窯元に住み込みで弟子入りした。

続いて、仁が突然、予科練時代の友人の父が東京の百貨店で店を出すことになり、
就職することになったと、切り出し、翌朝出て行った。


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おしんと初子は2人で店を回した。
この年6月から始まった朝鮮戦争で特需となり、工場は忙しかった。
初子の提案で労働者の帰宅する9時頃を狙ってオート三輪で販売した。

朝の仕入れ、昼頃は町で販売、夕方は店で売り、晩は工場だった。
帰宅後は、鯛やエビで味噌漬け、粕漬けを作る。


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東京に行った仁は、紹介なので面接はクリアした。配送の仕事をすることになる。


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海軍飛行予科練習生時代の友人に不満を語る。
旧制中学を卒業していなかった仁の学歴のことを口にされた。
大学を出ていなければ、したい仕事ができないとのことだった。
もっとも彼に侮蔑の意図は全くなかった。


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ある時、朝の仕入れの際、ひさ宅に招かれ、浩太と再会。
「これからはおしんさんの才覚で何でもできる時代、何でも協力する」
と食料品の店を構えた浩太の万感の申し出だった。


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NHKオンデマンド おしん 232~234回 再起編


仁から手紙を貰って安心していたが、こちらから出すと、
転居先不明で戻ってきた。勤め先に電話すると自分から辞めたとのことだった。

年が明け、昭和26年正月、希望は戻ってきたが、仁は音沙汰なしだった。





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英雄たちの選択 幕末の“ラストエンペラー”~孝明天皇 維新への道を決めた選択 [歴史動画]

(2020日)

確か、文久2年に久光の率兵上京、寺田屋事件、下向し文久の改革。
帰りに生麦事件、京に戻ったら長州が幅を利かせていたので、薩摩に帰った。

翌文久3年に、家茂の上洛。上賀茂神社での攘夷の祈願に組み込まれた。
5月10日の攘夷決行は長州だけだったので、大和行幸計画となった。

それが8月18日の政変となったとの解説だった。

大河で「七卿落ち」のシーンは何度か見たが、経緯は扱わないですね。
その大まかな流れが分かって有意義でした。


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英雄たちの選択▽幕末の“ラストエンペラー”~孝明天皇 維新への道を決めた選択

----memo

幕府に譲位を命じた

ペリー

18540406 御所炎上
下賀茂神社へ

筋 征夷 大将軍


上賀茂神社 家茂が前  攘夷の祈願
攘夷の約束 1863 510 長州が

  大和行幸計画 軍議を開く   長州の奇策
 0813 詔
    その日 薩摩藩士高崎正風 会津藩邸へ
                   900人

    中川宮朝彦 公武合体派 
 0815 高崎 中川宮へ 御所封鎖計画 賛同

0816 中川宮に密勅 会津を使って

0818 

翌年 禁門の変


1866 12 崩御 天然痘

アーネスト砂糖 毒殺説

侍医の日記 子孫が毒殺説





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あなたが主役50ボイス 「麒麟がくる」

(2020日)

今年の大河のキャストとスタッフ50人に聞く。

60超えて英会話の練習始めた方、
ダイビングはやっているが、乗馬の練習をします、
といった大河を見る上で欠かせない話が続出。

画面で見えないところで支えているスタッフの役割を知ることもできて、
有意義でしたね。

面白かったですね。


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NHKオンデマンド あなたが主役50ボイス 「麒麟がくる」





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おしん 229~231回 再起編

(1983日)

GHQ占領下の昭和25年(1950)、米兵がたむろするバーに健は入った。


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初子はシラを切ったが、健が力づくで外へ連れ出した。


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おしんの姿を見た初子が逃走するも、60となった健に捕まる。
「ほっといてよ」との言葉に、おしんはキレ、ビンタした。
が、アイドルを辞めて女優になったのだから遠慮せず叩いて欲しかった。
母は娘の化粧を落としてやり、初子の部屋で伊勢へ戻るよう説得する。


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アパートや荷物の処分で5日間滞在して、伊勢へ戻った。



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初子が戻ったの機に、希望が陶工になると言い出し、おしんは反対する。
希望には加賀屋を再興して欲しかったが、希望にはいい迷惑だった。
仁に住所を教えて、荷物まとめて出て行った。

おしんは、弟子入りした窯元に挨拶に行く。
お師匠さんは、才能が無かったら早めに返すと約束してくれた。


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NHKオンデマンド おしん 229~231回 再起編


おしんは、生きていたら10年後の還暦で希望の焼いた湯呑で茶が飲みたい、と許した。
加代は絵描きになりたかったが、その夢を継ぐのが良いのだろうと語った。





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【無料】まるごと紹介!大河ドラマ「麒麟がくる」

(2020日)

脚本の池端俊策氏の視聴済作品は、
『経世済民の男 鬼と呼ばれた男〜松永安左エ門〜 』『足尾から来た女』『夏目漱石の妻』。
『太平記』は現在続いている。

いずれも見応えある作品ばかりなので、期待値が高くならざるを得ない。

これまでの長谷川さんの演じる狂気が漱石にしろ印象深くあるが、
光秀でどうキレっぷりを見せてくれるのか楽しみです。


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NHKオンデマンド 【無料】まるごと紹介!大河ドラマ「麒麟がくる」





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告白 [映画]

(2010日)

学園モノは見ない方だが、予告編で見ることにした。
250万超えるベストセラーで日本アカデミー賞4冠というのが理解できた。

映像、音楽、編集、安っぽい作りでは全くなく映画としての表現なのでしょう。
ひたすら先生が長々と語るが、聞き入らせる。

少年Aと少年Bが自分の娘を殺したことから、復讐を企てる。
少年法で裁けないことを嘲笑う彼らに、自らの手を汚さず、どう扱うか。

陰惨な中学一年の人間関係の中に天然の陽気な岡田将生が加わり、
聖書を嘲笑う寒い世界を冷たい笑いに導く。

神亡き、愛無き冷酷な鬼畜に相応しい手段を考え、
復讐者は冷笑する。

俳優陣の絶妙な間と演技、それを作品にし得た監督の力量なのでしょう。









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おしん 226~228回 再起編

(1983日)

敗戦から5年、昭和25年(1950)となり、おしん50歳で店を持つこととなった。


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網元のひさ宅から引っ越しすることになるが、場所の選定や金策で浩太に世話になった。
浩太のことは子どもには伏せておくことを確認する。


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希望は絵の才能があった。


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仁が先に免許を取り、次におしんが取った。
オート三輪で魚や野菜の仕入れ販売をしていた。


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仁が魚をさばく。


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希望が野菜を売る。


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禎(てい)も手伝う。
おしんは魚と野菜で考えていたが、
仁は何でも揃えたかった。デパートにすると考える。
仁も希望も大学は諦め、生きていくために働いた。


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NHKオンデマンド おしん 226~228回 再起編

初子が去って4年、毎月小為替を送ってきた。
が、消印が東京と分かっただけだったので、健さんに捜索を依頼していた。

ようやく分かったとの手紙があり、開店10日だったが、急遽東京へ向かった。
髪結いの師匠の長谷川たか宅を訪ねる。
20年ぶりの再会であり、加代と会った時以来だった。

初子のことを健は話そうとせず、覚悟を求められた。





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