山内昌之 知足の政治家・保科正之に学ぶ

(2014日）


山内昌之
東京大学名誉教授／歴史学者／武蔵野大学国際総合研究所特任教授


（1）明暦の大火、臨機の政治
（2）転換期の名舵取り役



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明暦の大火で、江戸城天守閣を却下し、米はバラまく。
需要＞供給で物価高に対しては参勤交代に介入し本国へ帰らせる。
全てが自分の発想ではなくブレーンがいたとしても、
自分の責任で実行に移したようだ。
会津藩を与えられ、備蓄し飢饉に備え、残酷な極刑は廃止、善政を敷いたようだ。

が、朱子学と神道に固定され、当時の枠組みでキリスト教は論外としても、
陽明学にしろ他の学問から学ぶという姿勢はなく、時には弾圧したようだ。

17世紀江戸期の稀有な「聖人」なのでしょう。