いだてん～東京オリムピック噺～ （４０）「バック・トゥ・ザ・フューチャー」

(2019日）

昭和34年（1959）、5年後の東京五輪実現のため、田畑は都庁に平沢和重を呼び、
IOC総会でのスピーチを頼んだ。




が、あっさり平沢は拒否した。
嘉納治五郎を看取った元外交官で、NHK解説委員をしていた。




田畑はこれまでの経緯から説明し説得する。
戦後の焼け野原から、日本体育協会を設立。会長は東龍太郎となる。




占領下の日本は1948年のロンドン五輪に参加できなかった。
田畑の日本水連は、裏五輪として同日同時刻に東京で日本選手権を開催。
古橋廣之進は、ロンドン五輪の記録を上回る「金」だった。




1952年に田畑は朝日新聞社を辞め、53年に衆議院総選挙で、
朝日時代の上司だった緒方竹虎の所属する自由党の公認を得たが落選。
田畑家の財産を費やした。




1957年、明治神宮外苑競技場が取り壊しとなり、国立競技場となる。




1959年に東京都知事となるが、妻の照子は猛反対だった。
照子の父は山川健次郎で『八重の桜』で勝地涼が演じた白虎隊出身。



いだてん～東京オリムピック噺～　（４０）「バック・トゥ・ザ・フューチャー」

平沢和重は、田畑や東らの説得で転向するも、自らの言葉で
満場の拍手を得た。