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本村凌二 独裁の世界史~フランス革命編 [講義等]

(2020日)



本村凌二
東京大学名誉教授/文学博士


※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)


(1)絶対王政からブルジョアジーへ
(2)ルイ16世と徳川慶喜の違い
(3)革命はなぜ急進的になるのか
(4)古代ローマがお手本
(5)歴史の宿命に学ぶ
(6)皇帝ナポレオンによる独裁
(7)「国民国家」の誕生


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10mTV 本村凌二 独裁の世界史~フランス革命編


フランス革命を行った者たちは古代ローマに学んでいたという。
が、カエサルらはそれほど弾圧した訳ではなかったそうだ。

ロベスピエールもナポレオンも啓蒙思想の洗礼を受けていたので、
法に縛られない絶対王政とは違い何らかの大義名分を必要として独裁的権力を行使する。前者は「反革命」というレッテルを張り弾圧、後者は革命理念を拡げるという意識があり対外戦争を行う。

ナポレオンは革命理念を拡げるつもりだったが、ドイツやフランス、イギリスにも
国民意識を生じさせ各々の国内では標準語が誕生し近代国家となったそうだ。
古代ローマと対比させた有意義な時間でした。







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