SSブログ

本村凌二 独裁の世界史~ソ連編 [講義等]

(2020日)



本村凌二
東京大学名誉教授/文学博士


※インタビュアー:川上達史(テンミニッツTV編集長)


(1)ロシア革命とレーニン
(2)レーニンのリーダーシップ
(3)スターリンの時代
(4)スターリンの負の遺産



10mtv018.jpg
10mTV 本村凌二 独裁の世界史~ソ連編



社会主義が資本主義の最高段階に達して起こるのならば、
イギリスやフランスで誕生してもよかったはずだが、現実にはロシアで革命となるが、
主体は、労働者ではなく農民だった。
先進国では社会福祉などの政策を取り入れることで革命の土壌が育たなかった。

レーニンは兄が殺されているので、その情念で革命集団の中で主導権を発揮したようだ。フランス革命のロベスピエールを学んでいるので殺害ではなく極力排除に留めたようだ。後継者は、トロツキーは敗れ、外すべきとしたスターリンとなる。
大量粛清はスターリンの性格で、前近代ならともかく近現代では異常だった。
西ヨーロッパでは独裁者は顔を出すが、東は出さないことで独裁が容易になっているという。






コメント(0)