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第13条 [世界観]

安保法制懇の報告書を読んだ。
基本的人権の根幹である第13条「生命、自由および幸福追求に対する国民の権利」を護るためにも、「憲法解釈」の変更が必要であると書いてある。

が、このような「解釈改憲」を許してしまったら、
次の段階で、基本的人権が制約される「解釈改憲」がなされるであろう予測は、
総理の節々の発言から単なる妄想ではないだろう。恐ろしいことだ。
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うそ [世界観]

安保法制懇報告の説明をちらと聞く。
「命と暮らしを守るため」というフレーズには、身震いでしたね。
カンドーです。(ぼー)

3Dプリンタ銃による多民族銃社会の危険性などお構いなしの外国人受入。
TPP交渉参加にあたっては、「国境国籍カンケーネー」

本気で思ってないから、説得力などあろうはずもない。
「運命の人」の佐橋総理もそうだが、嘘つきの顔やね。
いや、中条きよし似の嘘つき顔だが、奥さん泣かせたらあかんで。


*「うそ」作詞:山口洋子 作曲:平尾昌晃
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偽り [世界観]

薩長政府は、表面上、尊皇攘夷を煽り、開国、脱亜入欧したつもりが、亜細亜解放と変節し、
敗戦するや、アメリカに迎合した。
インチキの錦の御旗や偽勅といった、「権威」は利用するものであった。
安重根に伊藤博文殺害の「名誉」を与え、あまつさえ教科書に記載した。
曽我氏の功績をパクらせて聖徳太子をヒーローにしお札に起用した。
「馬宿の王子」とイエスがネタ元で、「聖徳」ってギャグだろうか。

実に、薩長アニミズムは、嘘や筋の通らないことが好きなようだ。
仮に、解釈改憲という歴史の操作を許せば、いつのまにか、「聖徳晋三」や「馬宿の晋三」伝説が生まれ、
崇拝の対象とする動きがでるやもしれない。
まぁ、半分冗談だが、実態以上に美化されるのは間違いない。

このアベという戦術に長けた攻撃的な人間に解釈改憲であれ改憲であれ、
させてはならないのは言うまでもないですね。
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自衛権 [世界観]

9条2項の「前項の目的を達するため」と限定させる芦田修正により、自衛権が確保される。
自衛権発動の3要件「急迫不正」「代替手段がなく」「必要最小限」によって、
自衛する実力組織が9条2項の戦力には該当しない「最小限度」なら「合憲」となる。

1959年の砂川判決では、在日米軍の存在を「統治行為論」で認めたのであって、
司法として自国の存立に必要な自衛権の行使を認めた文脈に、「集団的」自衛権を
想定していたと考えるのは無理がある。
何も、砂川判決で今さら補強しようとするのは、返って心理的に引くと思うのですが。

米国から支持・歓迎すると言われていても、特に急いでいるわけではなく、日本国民の納得する形がいいという趣旨を、オバマ大統領来日少し前にアーミテージ氏が発言されていた。
「日米防衛協力のための指針」作成の「前提」に、無理に解釈改憲を急ぐ必要はないようだ。

そもそも日本の領土領海を守るには、アメリカは集団的自衛権だが、日本は個別的自衛権であって、尖閣防衛に解釈改憲が必要というのは理解できない。

具体的な個々のケースを想定するのは必要な作業なのだろう。
が、そもそも、アメリカへの攻撃という自殺行為に対しては、アメリカは日本に要請せず短時間で報復するだろうから、考えにくい。

私はこの問題で、普通、「経典」なりある団体なら解釈の幅というものを良識で考えることができるはずであるが、日本の伝統宗教はダンマリかよと呆れる。
「どうしても必要というなら堂々と問え」と言わず、公明さんに任せる姿勢というのは、伝統仏教は倫理・道徳を語る資格がなくなると思いますがね。
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集団的自衛権 [世界観]

国連憲章51条により、安保理が動くまでは、加盟国には個別的と集団的自衛の「固有の権利」があるとのことだが、この「固有の権利」は自然権の発想で挿入されたのではなく、後から各国の交渉過程の中で形式的に追加されたもののようだ。

広義の集団的自衛権を基地提供や物資支援で、狭義が武力行使であって、
これまで、アフガン戦争での給油、イラク戦争での非戦闘地域への派遣は、
「武力行使をともなわない以上、憲法9条に違反しない」という、
かろうじて、国内的には立憲主義のメンツを保っており、外からはどうみても共犯なのでしょうが、さらに武力行使を解釈でとなると、「押せば何でも言うこと聞く日本」と侮蔑されそうですね。
かつて、重光が集団的自衛権の行使を打診し、ダレスが「9条違反だ」と拒否したが、重光の考えよりも低い設定で解釈改憲に踏み切るのは、矜持と品格の問題でしょうね。



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不作為 [世界観]

震災、公害、戦争にしろ、人の生命にかかわることに敏感とは言えず、
日本は、早い段階で積極的には手を打たず、死ななくてもいい人を死なせた。
死んだ人間に対して、「慰霊や供養を大切に・・・」という文化はあっても、
生きている人間に対しては、個人を尊ぶ文化ではない。

人が国の為に戦死すれば、神になれるという、明治の発明によって、
個々人の命が軽い扱いになったことは否定できないだろう。

「2万人が亡くなった」と言う。その通りだろう。
震災後の住民には、他国では考えられない秩序が保たれていたという。

このことによって、日本の集団主義を美化し、個人主義を廃そうという主張も
あるようだが、国境無き金融資本主義とやらに抵抗するのは結構だが、
個人の自由と尊厳を、集団主義や国家主義に隷属させる神経はオゾマシい。
死んでから手を合わせられて善人ズラされたらタマッたものではない。

個々人の死亡が2万人にもなったのであり、そのことを心に置き黙祷する。


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都知事 [世界観]

舛添氏、昔、嫌悪しておりましたが、今は、ニュートラルですね。
何かの番組で、少し感動するシーンがあったのですが、
同じところで目頭が熱くなったこともありましたので、
極悪人ではないと思いますね。
違う考えのところもありますが、大きく顕在化しないでしょうし、
問題発言もなく柔軟になされると思いますね。
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責任 [世界観]

むろん、これまで、ブログに書いてきたかな、改憲すべきところはありますね。
しかし、どのような改憲であれ、
安倍による改憲はしてはならないという考えですね。
歴史的な文脈において、また、日本文明においても、責任でしょう。
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おこがましい [世界観]

安倍首相、憲法改正「何としてもやり遂げる」
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131223/plc13122300010000-n1.htm

アメリカNSCは議事録を取り、後の公開を原則としているが、
安倍は日本版NSCの議事録を取ることに極めて消極的である。

それは一例だが、
そのような人間に、憲法改正という大問題を扱わせてはならないだろう。
何をしでかすか、わからない危うさを持っている。
当初、96条に積極的だったり、その他、手法に姑息さが散見される。

議事録取って、後世の歴史家の裁きを真摯に受けようじゃないか、
という覚悟のない人間に、憲法改正なぞ口にする資格があろうはずがない。
日本史への冒涜であり、汚点でしょう。

伊藤博文や井上毅と同列になろうというのがおこがましいでしょう。
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法の想定外 [世界観]

医療技術や遺伝子の解明により、法の想定外の事象が発生するが、
国・宗教による倫理的判断の相違に、どう日本として判断していくかが問われる。
「多様性の尊重」は極めて大事な構えであり、戦前の家族制度を復活させる必要もないが、
基本的にひっそり暮らすのであれば問題とならないことが、
法的にも公認となると、心理的抵抗がでてくるのは避けられないのでしょう。
難しいですね。


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