鎌倉殿の１３人 （４８）「報いの時」（最終回）

(2022日）


承久3年（1221）5月15日、京都守護伊賀光季が藤原秀康に討たれ始まった。




大江広元と三好康信が京へ攻め入ることを進言。
諸国の軍勢が集う前に先に泰時が総大将として18騎にて出陣する。




6月5日、泰時を総大将とした軍勢は、木曽川で藤原秀康勢を斥ける。
西へ向かい、宇治川で対峙、泰時は筏を作らせ川を渡り討つ。




秀康と三浦義村の弟胤義が後鳥羽上皇自らの出陣を要請。
上皇は武勇にも優れていたが、..

鎌倉殿の１３人 （４７）「ある朝敵、ある演説」

(2022日）


建保7年（1219)1月27日、実朝が公暁により他界。
将軍位が空白のところを実衣が息子に継がせようと野心を抱いたため、
時元を喪い自らは一室に閉じ込められていた。




6月、京から三寅を引き受け、政子が尼将軍となったことで、
政子を支えることとなった。




7月に、源頼茂が将軍位の件で不満をもち内裏への放火となり、
建替の費用を全国の御家人に出させるとのことだが、
上皇の西面の武士が何らかの理由で頼茂を先に襲撃..

鎌倉殿の１３人 （４６）「将軍になった女」

(2022日）


建保7年（1219)1月27日、実朝が公暁により他界。将軍位が空白となる。
義時ら中枢は、あくまで親王をお迎えする建前を堅持していた。




が、実衣は時元の可能性を探っていた。
朝廷より征夷大将軍に任命する宣旨が必要とのことだった。

三浦義村に相談すると、鎌倉殿が時元に決まったと欺けばいいとのことで、
実衣は義村に執権を約束し手はずを任せた。




が、義村は義時に通じており、翌2月11日の挙兵に失敗。自害する。..

鎌倉殿の１３人 （４５）「八幡宮の階段」

(2022日）


建保7年（1219)1月27日、実朝の右大臣拝賀式の日となった。




義時は参列せず三浦義村と合流。




公暁は、まずは、義時の命を狙った。
が、源仲章に実朝の命として役目を交代させられ太刀を渡していた。




歩き巫女が「天命に逆らうな」と実朝に警告したことを思い出す。
実朝は武装解除。天命なら従おうと公暁の意を受け入れる。
公暁は、実朝暗殺という目的は果たしたものの、
自らを正当化する前に、義時によ..

鎌倉殿の１３人 （４４）「審判の日」

(2022日）


建保7年（1219)1月、実朝の右大臣拝賀式を迎えることとなる。




前日、公暁は三浦義村・胤義兄弟に実朝暗殺計画を話す。




源仲章がのえを貝めくりに誘い、探ろうとする。




公暁の世話役が八幡宮に簔（みの）を持ち込む。
その様子を平盛綱が目撃する。駒若丸は三浦義村の息子だった。




泰時から聞いた義時は、三浦義村の嘘にテロの危険を察知し、
鎌倉殿に式の中止か警護の増強を求めるも、実朝は一..

鎌倉殿の１３人 （４３）「資格と死角」

(2022日）


建保5年（1217）6月、18となった公暁が鎌倉に戻ってきた。




6年の修行期間、鎌倉殿となるべく心身を鍛えていた。




実朝より京から養子を迎え鎌倉殿を継がせる計画を知る。
その場では平静を装うことはできた。




どうにか実朝の計画を潰すことができないか、密談する。
義時も思い浮かばない。




後鳥羽上皇の4人の親王から選んでもよいという手紙を頂き、
政子が京へ向かうこととなった。
..

鎌倉殿の１３人 （４２）「夢のゆくえ」

(2022日）


建暦3年（1213)5月、北条義時は和田一族を滅ぼす。
執権を名乗らなかったが、実力で右に出る者はいなかった。




将軍実朝は北条から鎌倉を取り戻すべく、
後鳥羽上皇の指導に従うこととし、また泰時を側に置くことにした。
義時に直接にモノを言えるのは泰時の他にいなかった。




実朝、泰時、三善康信が組み仕切りだしたので、のえが、執権になるよう迫る。
そこへのえの祖父二階堂行政も来て説得。藤原姓だったが、行政の代で二階..

鎌倉殿の１３人 （４１）「義盛、お前に罪はない」

(2022日）


建暦3年（1213)5月、北条義時は和田義盛を追い詰めることに成功。




既に後には引けなくなり、義盛は止むを得ず決起することにした。
但し、敵は北条とし、鎌倉殿には弓を決して引いてはならないと厳命。




義盛は寝返るなら早い方がいい、義時につけと口にする。
起請文で神仏に誓わせた縛りを解くことになった。

御所の南門から攻めると、正面には三浦義村がいることとなる。




西門の守りを泰時が命じられる。..

鎌倉殿の１３人 （４０）「罠と罠」

(2022日）


建暦3年（1213)2月、泉親衡の乱が発覚。




その頃、朝廷は閑院内裏の修復を鎌倉に負担させることとした。




泉親衡の乱の参加者リストに和田義盛の甥胤長（平太）と息子2人の名もあった。
義盛は仔細を聞く。




息子2人は、泉親衡なる者の話を聞きに行こうと平太に誘われただけだった。




義盛が義時に頭を下げ許しを請いにきた。
息子はお咎め無し、が平太は大勢の御家人を誘ったことで流罪となる。..

鎌倉殿の１３人 （３９）「穏やかな一日」

(2022日）


元久2年（1205）閏7月、牧氏事件にて義時は父時政を伊豆に追放した。




承元2年（1208）2月、実朝は天然痘を患うも、数か月後回復する。
実朝が成長するまでの間、義時が支えるよう政子は望んだが、
義時は、兄宗時が坂東の者が上に立つことを望んだと語る。




実朝は泰時に歌を贈り返歌を求めた。




後鳥羽上皇側近の源仲章が実朝の教育係として鎌倉にやってきた。
義時に挨拶し、あなたの味方だと語る。

..

鎌倉殿の１３人 応援感謝！ウラ話トークＳＰ ～そしてクライマックスへ～

(2022日）


今日は番宣ということで、裏話を交え最終回まで楽しめるよう工夫された企画だった。
どういう結末になるのか気になって仕方がない。

コロナ禍での撮影でマスクが必要で、捨てずに残していた。
また、体調不良のため実は代役だった頼朝のシーンがあったことなど、
驚く話の連続で、ほぼ毎週の誰かが死ぬダークな日曜とならなかった回でした。



NHKオンデマンド　鎌倉殿の１３人

鎌倉殿の１３人 （３８）「時を継ぐ者」

(2022日）


元久2年（1205）閏7月19日、実朝を人質にしていた時政邸を軍勢が囲んだ。




泰時や時房が祖父の助命を求めるも、義時は聞かない。
八田知家は義時を理解し、時政の首を刎ねるよう勧める。




時政はりくを京へ逃がすことにした。娘きくと婿平賀朝雅を頼ればいいとした。




時政は実朝を解放することにする。
時政は残り死ぬつもりだった。
が、八田知家に助けられる。




政に私情を挟まないとの義時..

鎌倉殿の１３人 （３７）「オンベレブンビンバ」

(2022日）


元久2年（1205）6月、畠山重忠が謀反を理由に討たれることとなった。
7月8日、政子により勲功のあった諸将に恩賞が与えられた。




以後、地方からの訴訟は尼御台宛に送られることとなり、
時政が外されることとなる。




阿野全成の4男時元が実朝の近習となった。
泰時は父義時に仕えることとなる。




りくは、実朝から平賀朝雅へ鎌倉殿を移そうと企んだ。
まずは三浦を味方につけることとする。



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鎌倉殿の１３人 （３６）「武士の鑑（かがみ）」

(2022日）


元久2年（1205）6月、実朝から花押を奪った時政は、畠山重忠の謀反を仕立て上げ、
武蔵で兵を整えているとし、討伐することにした。




（三浦義村　三浦胤義　和田義盛）

彼らは驚いたが、従うしかなかった。
まずは、畠山重忠の息子重保を人質に取るため、謀反の征伐と偽り
時政の娘婿稲毛重成が呼び出すこととする。




三浦や和田らが、重保を確保しようとするも、
誇り高く抵抗、討死となる。




重忠が覚..

鎌倉殿の１３人 （３５）「苦い盃（さかずき）」

(2022日）


建仁3年（1203）9月に征夷大将軍になった千幡は、元服し実朝となる。




和歌を学び、父を偲ぶ。




元久元年(1204）12月、後鳥羽上皇の従妹にあたる千世を正室に迎えた。




時政とりくの嫡男北条政範が京から千世を迎える役だったが。
畠山重忠の嫡男重保が、平賀朝雅による毒殺だと義時に報告。




京都到着後2日目の宴席で亡くなったという。
平賀朝雅の毒を盛ろうとする会話を聞いていたので問..

鎌倉殿の１３人 （３４）「理想の結婚」

(2022日）


建仁3年（1203年）10月、実朝は征夷大将軍となる。




まだ11の少年だったが、訴訟を学ぶ。




武蔵守に任命するので現在の惣検校職を返上するよう時政は畠山重忠に命じた。
が、時政の一存でできるものではなく、重忠は義時に確認。
これが罠なら命懸けで戦うとも伝える。




訴訟の当事者の一方より付け届けを受け取ることで恣意的な判断をする時政を義時は諫める。
また、武蔵で畠山重忠と争うつもりなのか確認する..

鎌倉殿の１３人 （３３）「修善寺」

(2022日）



建仁3年（1203）10月8日、千幡の元服の儀式が盛大に行われ、
頼家は修善寺へ向かった。




千幡から実朝となり、頼朝よりお守りとしていたドクロを受けとる。
頼朝が落馬、頼家が追放となろうが関係なかった。翌9日より政務開始となる。




時政が執権別当となり取り仕切った。
滅ぼした比企の武蔵を時政は頂くことにした。




時政のやり口により北条への不満が溜っていると三浦義村が教えてくれた。


..

鎌倉殿の１３人 （３２）「災いの種」

(2022日）


建仁3年（1203）8月、頼家の危篤に、回復不可能と一同は諦めた。
一幡を鎌倉殿とし天下の野望を抱いた比企一族を北条は皆殺しにした。
が、頼家は奇跡的に復活した。




一幡は助けるという空約束に政子は気づき当然に怒る。




政子は、比企が集団自殺したことにした。
頼家が信じるはずもなく、北条の仕業ということに気づく。
妻子の死に政子も加わっていたと思い、「オマエ」呼ばわりする。




鎌倉から千幡を征夷..

鎌倉殿の１３人 （３１）「諦めの悪い男」

(2022日）


建仁3年（1203）8月、頼家が倒れ危篤となる。




頼朝の挙兵から参陣してくれた佐々木秀義の孫が医者となって診察してくれた。
汗は生きようとする証で希望があると言ってくれた。




とはいうものの、意識不明の危篤状態でもあり、
比企能員は孫でもある一幡を跡継ぎにしようと進める。




阿野全成の三男頼全が京で修行中だったが、殺害された。




在京御家人となった源仲章による比企の意を受けての仕業..

鎌倉殿の１３人 （３０）「全成の確率」

(2022日）


建仁3年（1203）、頼家側近だった鼓判官平知康が御所床下から人形を見つけた。




時政から頼まれて仕方なくしていた阿野全成の呪詛だったが、
比企能員は勘がよく犯人が誰かスグに分かった。




家宅捜索から見つかった証拠品により言い訳できなかったが、
迷惑を誰にかけぬよう全成はシラを切ろうとする。




義時や実衣が時政を詰問し自白させる。
時政は認め、自分が出ていき全成を助け出そうとするが、
それこそ比..

鎌倉殿の１３人 （２９）「ままならぬ玉」

(2022日）


正治2年（1200）1月、梶原景時一族は滅ぼされた。




義時は景時から預かった袋を善児に渡した。
中には義時の兄宗時を殺害し奪った小袋が入っていた。
義時は中を見ておらず、天は善児に味方した。




2月、三浦義澄他界。




4月、安達盛長永眠。
昨年に頼朝の侍女三幡死去に際し乳母夫の中原親能が出家。鎌倉を離れており、
昨年4月の13人の合議制も1年で9人となってしまった。




時政が国..

鎌倉殿の１３人 （２８）「名刀の主」

(2022日）


建久10年（1199）1月13日に頼朝他界。




頼家が当然に鎌倉殿となるものの、13人衆が訴訟を受け、
梶原景時が頼家に取り次ぎ最終判断を仰ぐこととなった。




5月に改元し、正治元年（1199）となる。6月、次女三幡が他界。




乳母夫で13人衆の1人中原親能が出家し鎌倉を離れた。大江広元の兄だった。




結城朝光が実衣に琵琶を教えていた。
朝光が仁田に頼朝が長生きしていてくれたらと頼家..

鎌倉殿の１３人 （２７）「鎌倉殿と十三人」

(2022日）


建久10年（1199）1月11日出家、13日に他界となった。




頼朝の死を知り、後鳥羽上皇は死亡の経緯を言い当てた。




頼家は、政子から人を気持ちを奮い立たせたという義朝の偽ドクロを受け継いだ。




頼家は鎌倉殿として所信表明を行う。頼朝を超えると大きく出た。
又、比企や北条を通すということではなく、各々が直接言ってくればいいとした。
梶原景時の意を受けていた。




乳母夫として養育して..

鎌倉殿の１３人 （２６）「悲しむ前に」

(2022日）


建久9年（1198）12月27日、頼朝は落馬し、昏睡状態に入った。




医者は、持って数日だとした。




りくの意を受け時政は頼朝の弟阿野全成に還俗させて鎌倉殿にしようと説得。

義時は頼朝の意を受け頼家を鎌倉殿にすべく動いていた。
日本国総守護に頼家を就かせるべく朝廷に使者を送ることになるが、
喪中は昇進できないので急いで送ることにする。




頼家は比企能員の娘との間に一幡が誕生していたが、
つつ..

鎌倉殿の１３人 （２５）「天が望んだ男」

(2022日）


建久9年（1198）12月27日、毎晩同じ悪夢を見るので全成に相談する。




赤を避けろ、久しぶりの者が訪ねてきても会うな、
仏事は欠かすな、赤子は抱くななど、アドバイスされる。




比企が頼朝の後継は頼家で次が一幡と根回ししていた。




一幡を連れて挨拶に訪ねてきた。
頼家の妻の予定のせつは比企能員の娘だった。




時政の娘で稲毛重成に嫁いだあきの供養のため
重成が相模川に橋を架け完成。..

鎌倉殿の１３人 （２４）「変わらぬ人」

(2022日）


建久4年（1193）5月から約1か月間行われた富士の巻狩りから頼朝は鎌倉に戻った。
善意からとはいえ範頼が鎌倉殿になろうとしたことが野心と捉えられた。
朝廷への使者から範頼を鎌倉殿にする文書を梶原景時が押さえてもいた。
範頼は自分を嗾けた比企能員邸へ行き弁明してもらおうとするが、保身による仮病で会えなかった。
範頼は起請文を書き潔白を主張。が、署名に源範頼としたため、
鎌倉殿と跡継ぎにしか認められていない源を名乗ったことを野心の現れと看做さ..

鎌倉殿の１３人 （２３）「狩りと獲物」

(2022日）


建久4年（1193）5月から約1か月にわたる富士の巻狩りの準備が行われていた。




義時の異母弟時連が野営地を差配していたようだ。
義時は弟を下がらせ、曽我兄弟が仇討ちではなく頼朝を狙っていることを話し、
時政は驚く。




初日より、10歳の金剛だったが早速小鹿を射止めた。
鶴丸を恨むことなく健全に育っていた。




中盤に差し掛かり、工藤祐経が万寿が獲物を仕留められなければ時政の責だと語る。
伊東祐親..

鎌倉殿の１３人 （２２）「義時の生きる道」

(2022日）


建久元年（1190）11月9日、頼朝は上洛、後白河法皇に謁見する。
頼朝は軍勢を法皇に見せつけた。




法皇は、我らを亡き者とするならば、この日ノ本が治まらん、
やれるものならやってみるがよい、と凄む。




大姫を後鳥羽天皇に入内させたかったが、
先に、太政大臣九条兼実の娘が中宮となっていた。




御家人で飲んでいたが、頼朝が来ず不満がやや流れる。
大江広元は都落ちだと嘲られてたので、ご満悦だった。
..

鎌倉殿の１３人 （２１）「仏の眼差（まなざ）し」

(2022日）


文治5年（1189）6月13日、鎌倉に義経の首が届けられた。




義時がブルーになっているところに、13人の1人、八田知家が現れる。
鎌倉の道路整備を担当していた。孤児の鶴丸を義時に預けた。




9月、頼朝は奥州を攻めた。圧勝だった。
主君を裏切り泰衡の首を届けた河田次郎に死を賜ってやった。
戦が終わり次の時代には「忠義」が大事だった。




奥州から凱旋すると北条時政が京から帰っていた。
後白河法皇と..

鎌倉殿の１３人 （２０）「帰ってきた義経」

(2022日）


文治3年（1187）平泉。




義経は奥州の藤原秀衡を頼った。




10月、藤原秀衡他界。正妻の妻の子である次男の泰衡に家督を継がせ、
側室との長男である国衡に妻を娶らせた。




文治5年(1189)閏4月、義時は頼朝の名代として秀衡の供養に行くこととなった。
義経に静のことを話した。

しづやしづ しづのをだまき くり返し
昔を今に なすよしもがな




死を承知した静を見届けるしか..

鎌倉殿の１３人 （１９）「果たせぬ凱旋」

(2022日）


元暦2年（1185）5月に義経は鎌倉への凱旋を腰越にて留められ、止む無く京へ戻る。
京の義経の元に伯父の行家が訪ねてきて頼朝への決起を促すも、義経にその気は無かった。
義経が非を詫びるなら許そうという意思もあり、頼朝は義経を伊予守に任命し検非違使の任を解かせることにした。




鎌倉からの知らせで義経は喜んだ。
が、参内すると、伊予守と検非違使の兼任という未曽有の恩寵を賜ることになる。
知らせを聞いた頼朝は、何故断らなかったのかと..

鎌倉殿の１３人 （１８）「壇ノ浦で舞った男」

(2022日）


寿永3年・治承8年（1184）1月、木曾義仲は額を討ち抜かれ死亡。
4月、嫡男義高は鎌倉を逃れようとするも見つかり他界。




大姫は悲しみ心を閉じてしまわれた。
義高と遊んでいる時と一転し沈む演技を見せた。
斉藤由貴が『スケバン刑事』で「クズ」などボロカス言われながら撮影していたらしいが、
まさかNHKの大河ドラマで少女をボロカスに傷つけながらカメラを回していたということはないと信じたい。




寿永4年・元暦2年 ..

鎌倉殿の１３人 （１７）「助命と宿命」

(2022日）


寿永3年・治承8年（1184）2月の一ノ谷の戦に勝利した義経は京に凱旋。




法皇よりお褒めに預かった。
鵯越で馬で駆け降りたと勘違いしておられたが、
絵になるので義経は否定するまでもないとした。




工藤祐経が義時にお役目を求めてきた。
頼朝に臣従し伊東祐親殺害を命じられたこともあった。


その後、義時は頼朝に3日以内に義高の処分を任された。
平家に殺された父の恨みを抱く自分を知る頼朝は、
義高の恨みは..

鎌倉殿の１３人 （１６）「伝説の幕開け」

(2022日）


寿永2年（1184）12月20日、御家人たちのクーデター計画の見せしめに上総広常が梶原景時により殺害され領地が分け与えられる。




仔細を知った義時の父時政は頼朝の矛先が自分に向くことを避けるため、
鎌倉に戻ることを決意する。
また、義時の子泰時の幼名を頼朝により「金剛」とされた。




（岡崎義実　畠山重忠　千葉常胤　　土肥実平　和田義盛）

法皇により頼朝追討の院宣がだされ、背後の義仲を討つべく、
総大将を範頼..

鎌倉殿の１３人 （１５）「足固めの儀式」

(2022日）


寿永2年（1183）11月、義経の軍が京に迫ろうとしていた。




木曾義仲が、御所を襲い法皇を連れ出した。




鎌倉ではクーデター計画が話し合われていた。
頼朝を殺害案に対しては、広常は主を殺せば人がついてこないと流すも、
頼朝嫡男万寿を人質にして頼朝を追放する作戦となる。
誘拐の手段を文覚が「足固めの儀式」をでっち上げて実行することになる。

話を聞いていた梶原景時が脱出するのを和田義盛らが阻止。
広常は殺す..

鎌倉殿の１３人 （１４）「都の義仲」

(2022日）


寿永2年（1183）3月、木曾義仲は嫡男義高を鎌倉へ預けることにした。




山猿と思いきや長女大姫の婿に相応しいと歓迎することとなった。




5月、義仲は倶利伽羅の戦いで平維盛の10万の軍勢に対し大勝利。
7月に入京することとなった。




宗盛は都落ちに際し、安徳天皇をお連れすることにした。
三種の神器も忘れなかった。




三善康信が見聞きすることを報告してくれた。




法皇に..

鎌倉殿の１３人 （１３）「幼なじみの絆」

(2022日）


寿永元年（1182）11月、亀の前事件でキレた北条時政が伊豆へ帰った。




源行家が来て、国を求めた
木曾義仲と組めばどうなるかと恫喝したが追い払った。




（北条義時　大江広元　安達盛長　比企能員）

行家のリスク、奥州藤原氏や木曾義仲の動向を分析し、
平清盛を呪殺した僧を連れてくることにした。

行家はその後、信濃の義仲に平家打倒を求めた。
が、義仲は今ではないとした。




武田信義が来て、..

鎌倉殿の１３人 （１２）「亀の前事件」

(2022日）


養和2年（1182)2月、頼朝は千鶴丸を殺した伊東祐親を殺害、自決とした。




が、八重は納得せず、真相を求めるも義時は言わなかった。




頼朝の異母弟の阿野全成と政子の異母妹の実衣との話がまとまる。




大恩人の比企を当然に鎌倉に招く。





（大江広元　中原親能　藤原行政）

3人は三善康信の推挙により文官として加わった。
康信は頼朝の乳母の妹の子という縁で定期的に京の情勢を知らせて..

鎌倉殿の１３人 （１１）「許されざる嘘（うそ）」

(2022日）


治承4年(1180) 8月17日に挙兵した頼朝だったが、
紆余曲折を経、12月12日、鎌倉に御所が完成し居を移すこととなった。




功労者リストの筆頭は上総広常だった。
義時には江間の地を与えることにした。




和田義盛には希望を叶えてやり侍所別当を与えた。




頼朝はこの日より、「佐殿」から「鎌倉殿」となる。




治承5年（1181）閏2月4日、
「頼朝を殺せ、わしの墓前にあやつの首を供..

鎌倉殿の１３人 （１０）「根拠なき自信」

(2022日）


治承4年(1180) 8月17日に挙兵した頼朝だったが、
10月、富士川の戦いに勝利し、ようやく鎌倉で一息つくこととなった。




奥州の藤原秀衡は義経と清盛双方から兵を出すよう文が届けられた。
が、秀衡は双方に承知した、と期限を設けずに伝える。そして文は焼却。




清盛は後白河法皇に報告し、次は自ら出陣するとした。
法皇は、祈ると返答し、その後、文覚に呪殺を依頼。
それが誰なのかは自明であり、成就するということだっ..

鎌倉殿の１３人 （９）「決戦前夜」

(2022日）


治承4年(1180) 8月17日に挙兵した頼朝だったが、石橋山の戦いで敗れるも、
安房で再起。千葉常胤、上総広常を味方につけ、鎌倉に入る。
そして、伊東祐親殺害を和田義盛と畠山重忠に命じた。




が、孫である北条義時と三浦義村が先に到着。
八重の夫江間次郎は祐親から頼朝の軍勢が来た時には殺すよう命じられていたが、
逃がそうとする。




八重が共に逃げようとするも、善児が後ろから刺した。




義時は祖父..

鎌倉殿の１３人 （８）「いざ、鎌倉」

(2022日）


治承4年(1180) 8月17日に挙兵した頼朝だったが、石橋山の戦いで敗れるも、
安房で再起。千葉常胤、上総広常を味方につけ、鎌倉へ向かった。




清盛は追討軍1万を発たせ、膨らませることにした。




義経も向かっていた。
他人の成果物を横取りして恥じない卑劣な男は、この時代にもいた。





頼朝軍が大軍となり、畠山重忠らが降ってきた。




三浦義澄は、重忠が父義明の仇だったにもかかわらず..

鎌倉殿の１３人 （７）「敵か、あるいは」

(2022日）


治承4年(1180) 8月17日に挙兵した頼朝だったが、目代山木兼隆は討ち取ったが、
石橋山の戦いで敗走する。




（後白河法皇　丹後局）

福原に構えたばかりの平清盛にとって、頼朝の挙兵は縁起でもなかったのしょう。
が、石橋山での勝利に喜び、教唆したと思われる後白河法皇に報告してあげた。




（平清盛　宗盛）

宗盛から頼朝が生きていると報告を受ける。




（北条義時　梶原景時）

義時は和..

鎌倉殿の１３人 （６）「悪い知らせ」

(2022日）


治承4年(1180) 8月17日に挙兵した頼朝だったが、目代山木兼隆は討ち取ったが、
石橋山の戦いで敗走する。




頼朝を支援してきた比企は知らせを受け失意。




梶原景時は山中を探し頼朝を見つけたが、
しばらく考え見逃すことにした。頼朝は後、当然に重く用いる。




（武田信義）

信玄の先祖で、甲斐源氏。
北条時政と義時が加勢の依頼に向かったが、
源氏の棟梁が頼朝でなく信義であると認めることが条..

鎌倉殿の１３人 （５）「兄との約束」

(2022日）


治承4年(1180) 8月17日夜、目代の山木兼隆と後見人堤信遠邸を襲撃。




堤信遠を斬った。
義時の初陣であり、初の人殺しで震えていた。




初戦に勝利し、頼朝は政（まつりごと）を行うと宣言。
具体的には土地の分配を差配することだった。
以仁王の令旨に、東国の荘園・公領は頼朝の沙汰に従うべしと書いてあったとした。
「見せて下さい」と言えるか以前に、疑問を抱く人も少なかったのでしょう。




伊東祐親..

鎌倉殿の１３人 （４）「矢のゆくえ」

(2022日）


治承4年(1180) 8月、挙兵の決行日を決めるにあたり、クジを採用した。




りくは全てを17日にしていた。
17日は三嶋大社の祭りだった。




目代の山木兼隆を襲撃することとするが、
義時は堤信遠も加えることを主張。因縁により当然だった。




この時の頼朝に娘と遊ぶ余裕はなかった。




土肥実平がぐずっており頼朝に頭を下げるよう進言するも、
板東坂東の田舎者に下げる必要ないと拒否。
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鎌倉殿の１３人 （３）「挙兵は慎重に」

(2022日）


治承3年(1179) 11月、後白河法皇が平清盛に幽閉される。
翌治承4年2月、高倉天皇が3歳の皇太子に譲位。清盛の孫安徳天皇だった。




4月27日、叔父の源行家が訪ねてきた。
後白河法皇の息子の以仁王による令旨を持参してきた。
源氏に起てとのことだった。
源頼政が以仁王を動かしたようだ。平家に信頼される源氏の代表的存在だったが、
ここに至り反旗を翻すことにした。
が、頼朝は北条時政に人物を聞き、様子を見ることにした。
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鎌倉殿の１３人 （２）「佐殿の腹」

(2022日）


安元元年(1175) 、宋との貿易が行われていた大輪田泊は賑わっていた。




（平清盛　平宗盛）

宗盛は頼朝の件を報告するも、つまらないことを聞かせるなとした。
現段階では些事だった。
清盛の継母池禅尼の頼みで頼朝の命を助けたことも忘れていた。




（伊東祐親　大庭景親　北条時政）

清盛を後ろ盾とする相模の大物の大庭が間に入ってきて、
頼朝を北条が預かることに双方承知する。




（三浦義村　..

鎌倉殿の１３人 （１）「大いなる小競り合い」

(2022日）


安元元年(1175) 伊豆、北条義時は姫を連れ追手から逃げるシーンから始まる。




かろうじて助かる。姫と喜び合うかと思いきやオープニングとなる。
素晴らしい曲と掴みだった。




（三浦義村、北条義時）

少し時間が遡る。
3年間、義時と父時政、祖父伊東祐親は京で警護の任務を果たした。
北条家では帰郷祝いで親戚縁者が集まっていた。
義時は従弟の義村に留守中に流人の源頼朝と義理の叔母にあたる伊東八重との間に子が誕..