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新聞記者

(2022日)


45分全6話。第1話を視聴し、民放ではできないだろう内容とクオリティーに驚く。
ゆっくり見ていくつもりだったが、1月27日(木)の文春で、遺族の赤木さんの了承を得ぬままフィクションとして作り、後で望月氏抜きでプロデューサーの河村氏が謝るという形にしたということを知り、残り5話も視聴。

私は森友事件を深く追ってなかったので知らないことが多く、
ドラマを視聴中、事実とフィクションの違いがよく分かりませんでした。
視聴後にググって違いを知ることができました。

NHKや民放でもできないだろう内容なので、
その意味では、このドラマは有意義だとは思いますね。
俳優陣の熱演、音楽、編集、見事なだけに残念でした。








----↓ネタバレ


鈴木さんに甥がいるというドラマを面白くするために作られた架空の人物に
「誰が悪いとか、誰のセイだとか、正直、どうでもよくなりました。」
と言わせるが、どのような事件であれ被害者遺族が至る心理の段階なのやもしれませんが、赤木さんの事実に即してという要望を無視した設定で、これを言わせるというのも酷な話だとは思いますね。

自分の夫が自殺した現場を発見し涙したシーンなど勝手に描かれる訳ですから、
丁寧な説明と了承という手続きが必要であり、それを怠ったことで、
せっかくのこれまでの実績と信頼が損なわれてしまったのでしょう。






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