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昭和の選択スペシャル 「1941 日本はなぜ開戦したのか」 [歴史動画]

(2021日)


陸軍の秋丸機関の調査で「勝てる」という言い方は、英国への輸送を断ちドイツを勝たせ最終段階でアメリカと和平を結ぶ工作をすべきと書いてあったと記憶する。
アメリカと開戦すべきとは書いてなかったが、首相が知らないところで海軍が勝手に真珠湾へ向かっていた。

この状況に至った首相は木戸内大臣が推薦した東條だったが、近衛は東久邇宮を推薦した。
対米開戦すれば数年後の敗戦が見えていて、昭和天皇や木戸が危惧したことが実現し、
敗戦後の日本で指導的立場に立てると踏んだという見方もある。
シナ事変も第1次近衛内閣であり、三国同盟に反対だった米内内閣を畑陸相で潰して、
第2次近衛内閣で実現。第3次でアメリカ大統領と腹を割って会談したいと言ってみた。
ヒトラーの仮装を2度する神経は嫌っていたらできないが、彼はした。

最後の元老西園寺が首相推薦の仕事を近衛の同意を求められ放棄した。
永井荷風が敗戦後に民主主義がアメリカからくると見通していたが、
近衛も昭和天皇も海軍上層部も分かっていたのでしょう。



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NHKオンデマンド 昭和の選択スペシャル 「1941 日本はなぜ開戦したのか」






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