SSブログ

ハウス・オブ・カード 野望の階段 1-13

(2013米)


レイモンド・タスクは大統領と旧知であり、自ら副大統領となるか、
フランクを子分にして推薦するかと考えていた。
が、フランクは対等でない関係を拒否。巻き返しを考えた。
天然ガスのサンコープ産業の仲介者レミーダントンに、タスクの原発関連会社の敵対的買収を持ちかける。
副大統領に権限は無いものの大統領と旧知であることでサンコープにとって不利益となる可能性と自分が副大統領になればダントンにとっても政治に影響力を持てるとのメリットを提示するが、ダントンはフランクに8年間過小評価で仕えていたことの恨みが優先、
タスクに自らを売り込み乗り換えた。
が、フランクは、大統領のタスク、バーチとの非公式会談を漏洩させ候補から降ろそうとする。
タスクは強引にフランクに接触。忠誠を誓わせようとする。
原子炉に使うサマリウム149は95%を中国が握っており、人民元の過小評価と貿易赤字が心配で議会に強いフランクを国務長官から外したのはタスクの意向だった。
副大統領を決める残り時間も少なく、フランクの対等を求める当然の要求にタスクも折れた。

一方、ゾーイはルッソの逮捕と釈放にレイチェルの存在があったことに行きつく。
現在働いているレストランから名簿を盗み呼び出した。
が、フランクの秘書ダグが車で待機していたことから、NY警察本部長と取引して釈放させたルッソを手駒とし、ペンシルバニアの州知事選の民主党候補とさせた上で降ろし、
投票日まで時間の無いことで副大統領を知事に戻し自ら副大統領になる絵を書いたと推測する。

一方、クレアにより指示に従わないとNPOから解雇されたジリアンは、
環境規制を嫌うサンコープにクレアが協力的になったことに反目していた。
妊娠したことで解雇されたと偽証して世間の耳目を集める戦術を採用した。


フランクがルッソをはじめから酒で失敗させる腹だったとまでは読めませんでした。
が、副大統領というステップを最短で踏むには合理的な筋書きで、
流域法案の否決は誤算だったものの、実話ならフランクの冷酷さに恐怖しかありません。




HouseOfCards113.jpg
Netflix ハウス・オブ・カード 野望の階段 Season1






コメント(0)