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山内昌之 日露関係正常化に向けて [講義等]

(2016日)


山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授


(1)ユーラシアの政治力学
(2)北方四島帰属問題


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10mTV 山内昌之 日露関係正常化に向けて


2014年のウクライナ騒乱から日も浅く2016年12月に安倍政権下の長門会談なる温泉計画があった。
その前11月に収録された良心的な氏の見解だった。

安倍内閣が北方領土の帰属問題を曖昧にしてきた経緯が簡単に触れられていた。
この時期に、対中戦略として平和条約締結が必要だの熱心に語っていた論者とは違い、
冷静に危惧されたいた。
おそらく、彼らが語る現在の岸田外交への批判を白けて聞かれているのでしょう。

安倍内閣の対露外交に批判的だった人たちの努力の総和により、
領土の譲歩と温泉外交での歴史に残る平和条約締結、解散圧勝というシナリオが崩れたのやもしれません。

当時の考え方が整理されており有意義な勉強となりました。





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