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山内昌之 プーチンのユーラシア戦略 [講義等]

(2016日)



山内昌之
東京大学名誉教授/歴史学者/武蔵野大学国際総合研究所特任教授


(1)地政学で読む3つのワード
(2)軍事演習とロシア外交


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10mTV 山内昌之 プーチンのユーラシア戦略


2015年10月に、ロシアがシリア内のIS(イスラム国)とヌスラ戦線に対して1500㎞も離れたカスピ海からミサイルを数十発発射した背景を分析される。

地下資源が豊富で周辺5か国と争いが絶えず、また、海か湖かでも取り分が変わるため、そのことも争いがあるようだ。
そういう関係の中で、カスピ海での発射は示威活動でもあった。
また、実際にシリアに着弾したということで武器の輸出にもなる。

CSTOというロシア主導の集団安全保障があり、
NATOの国境に沿って軍事訓練もなされたようだ。

カスピ海、イラン、CSTOの演習はグランドストラテジーの下でのロシアの行動の一部だそうだ。







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